小さいロゴ大会レポート

第4日目NEWS/男子シングルス準決勝
決勝はベテラン対決・竹村VS池田!
竹村

「僕自身これからも頑張ります」(竹村)

 

「頑張ってるけど、まだまだかな(笑)」
 中央大1年の西本拳太にストレート勝ちすると、竹村純(JR北海道)は冗談めかして挑戦者をねぎらった。
 4月の大阪インターナショナル準決勝。竹村は21-19、15-21、21-11で西本に勝った。この際、西本竹村の球の多彩さに舌を巻き対策を立てたはずだが「今日も完全に読まれていた」(西本)。
 一方竹村は、スピードで揺さぶる作戦を立てていた。「西本くんは技術はあるけど、スピードがあるわけではない。速くプレーしていけば、そのうち球の下に入り切れなくなり、球種を限定できると思った」
 2ゲームは18オールにされた場面こそあったが、竹村の危なげない勝利だった。
 もうひとつの準決勝は、池田雄一(日本ユニシス)が、大阪インターナショナル大会で古財和輝(龍谷大職)に敗れた悔しさを晴らした。
「僕らの実力はだいたい同じ。今日は僕のコンディションがよかったってことかな」(池田)

次代を担う選手たちへの提言

 そんな池田は準々決勝までに日本代表の20歳、竹内宏気(NTT東日本)らを下し、ベテランの貫録を見せている。大阪インターナショナル同様、今大会もベテランが上位を席巻したことについて、池田はこう話す。
「若い選手にはもっとフィジカルを伸ばしてほしい。いまの選手はみな技術はあるけど、うまいだけならオレらは合わせられちゃう。スマッシュ力やスピードなど、もっとベースとなる強さを磨かないと」

 池田

「若い選手はうまさを求めすぎ。ラリーを絶ち切れる武器を作って」と池田

 

 同様に竹村が若手へもっと追究してほしいと提言するのは、勝負所を越える力だ。
「今回、僕らが勝てたのは、勝負所での戦い方をある程度、知っているから。厳しい場面での技術の出し方、いざというとき隠し持っていた技を出せるフィジカルの強さがあるんです。ここでしっかり1点、とれるか否かが勝負の分かれ目になる」
 決勝戦については2人とも「1年ぶりの対戦。もう互いに知り尽くしているから、いかにコンディションを整えるかが大事」と口を揃えた。さらに竹村「若手にこんなこと言っているけど、僕らにも田児(賢一)や桃田(賢斗・ともにNTT東日本)といった乗り越えるべき壁がある。まだまだ上をめざして頑張ります」と笑って付け加えた。

■Result:竹村純(JR北海道) 21-11、21-18 西本拳太(中央大)
■Result:池田雄一(日本ユニシス) 21-18、21-15 古財和輝(龍谷大職)

Results 試合結果(ドロー)

Men's singles

男子シングルス

Women's singles

女子シングルス

Men's doubles

男子ダブルス

Women's doubles

女子ダブルス

Mixed doubles

混合ダブルス

日本ランキングサーキットとは

1999年に始まった日本バドミントン協会が主催する大会のひとつ。ナショナルメンバー選考の基準になる日本ランキングのランキングポイント加算対象の大会である。
01年まで年2回開催されていたが、大会ルールが整備され02年より年1回に。11年からは、混合ダブルスも種目に加わった。

試合形式

最新日本ランキング上位32名・32ペアによるトーナメント方式。上位選手が未出場の場合、出場資格は下位選手に順次繰り下がる。1回戦敗者は、敗者同士で対戦し勝者を17位、敗者を25位とする。