小さいロゴ大会レポート

第1日目NEWS(6月1日)
日本ランキングサーキットが開幕!

●混合ダブルス
シニアの星・藤本&石橋が1回戦突破

竹村純

「シニアに夢と希望を与えたい(笑)」と藤本/石橋

ペア平均今大会最年長の39歳となるシニアペア・藤本ホセマリ/石橋律子(東京都協会)が、山東/鈴木(金沢学院クラブ/北國銀行)を下し、今大会の1回戦を突破した。
「おととい、作戦を変更しました。相手の攻撃を待ってから上手にプレーしようっていうシニアっぽい作戦を立てていたんですが、それは違うだろうと。逆を突かれてもいいから、先に先に仕掛けていくことにしたんです」(藤本)
 藤本にとっては、総合男子複のリベンジでもあったという。37歳で出場した昨年の総合男子複は、今日の対戦相手だった山東に当たり「ぼこぼこにされた(苦笑)」(藤本)。
 それだけに、今日の対戦もまったく自信がなかったというが、即席ペアの隙を突き、3ゲームで試合を終わらせた。藤本/石橋は組んで3年目になる。
 試合後、石橋(12年全日本シニア30歳以下女子複優勝)は、「シニアでも絶対勝ってやろうという気持ちが大事。それに1日に何試合もあるシニアの大会に比べたら、1日1試合だけのこの大会はすべてをマックスで出せるのでいいんですよ」。
 藤本は「今年も目標は“全日本総合に出ること”。頑張ります」といって快活に笑った。

■Result:藤本/石橋 18-21、21-14、21-12 山東/鈴木(試合時間48分)

●TOPICS
トップ選手の1試合のシャトル使用数と試合時間は?

 激しく打ち合うトップ選手たちはいったい1試合でいくつシャトルを使い、どれくらいの時間、プレーしているのだろうか。本日、実施された試合の平均使用シャトル数と試合時間を種目ごとに調べた。結果は表の通り。

種目平均使用シャトル数平均試合時間最長試合時間
男子シングルス7.5個33.9分52分
女子シングルス4.9個46.3分66分
男子ダブルス8.5個33.7分54分
女子ダブルス7.2個46.6分78分
混合ダブルス4.9個31.0分49分
三好

「芯に当たらないとシャトルは傷みやすいかも(苦笑)」(三好)

 結果によると、男子ダブルスがもっとも使用シャトル数が多い一方で、試合時間は短い傾向にあることがわかる。
「男子シングルスにも同じ傾向が見られますね。男子のスピードの速さや決定力の違いの現れといえるのではないでしょうか」。こう話すのは、元全日本チャンピオンの町田文彦さんだ。
 ちなみにシャトル使用数がもっとも多かった試合は男子ダブルスの北林/北林VS松居/三浦の16個。以下は、各種目の最多使用シャトル試合。男子シングルス木戸VS吉田(12個)、女子シングルス井上VS音田(8個)、女子ダブルス江藤/下崎VS馬上/早川(14個)、混合ダブルス有田/木村VS牧野/三好(8個)。
 また混合ダブルスでもっともシャトルを使用した三好は、女子ダブルスでも13個を使用した。
「いつも全力で打っているから、シャトルが傷みやすいのかもしれませんね。次の球への準備が遅れてしまうので必ずしもいいことだとはいえないんですが…(苦笑)」(三好)。それでも、女子には珍しい攻撃型の威力は証明したかもしれない。

Results 試合結果(ドロー)

Men's singles

男子シングルス

Women's singles

女子シングルス

Men's doubles

男子ダブルス

Women's doubles

女子ダブルス

Mixed doubles

混合ダブルス

日本ランキングサーキットとは

1999年に始まった日本バドミントン協会が主催する大会のひとつ。ナショナルメンバー選考の基準になる日本ランキングのランキングポイント加算対象の大会である。
01年まで年2回開催されていたが、大会ルールが整備され02年より年1回に。11年からは、混合ダブルスも種目に加わった。

試合形式

最新日本ランキング上位32名・32ペアによるトーナメント方式。上位選手が未出場の場合、出場資格は下位選手に順次繰り下がる。1回戦敗者は、敗者同士で対戦し勝者を17位、敗者を25位とする。